よそいきのメモ帳

人に見せてもいいメモ帳をつづります。

この日は夜行性でした。

馬喰町のレントゲンラディウムで、カンノサカンの個展を見る。
長方形だったキャンバスは円形に、平らだった世界が丸くなる。
緻密さを保ちながら、以前よりも線が太く、力強くなっている。
偏執的なところがちょっと薄れたのかな?しかしながら、美しさは変わらず。

ちょっと移動してTARO NASUの平敷兼七展に。
本土復帰の前後の沖縄の人々。なんでこんなに力強いのかしら。

さらに移動して池袋へ。池袋西口広場で飴屋法水×黒田育世×山川冬樹の即興パフォーマンスを見る。
22時スタートだというのに、とんでもなく冷え込んでいるというのに、お客さんはたくさん。
春先にやった『4.48サイコシス』を再構成というパフォーマンスは、音と言葉と、体の動きと、光と、風船とバイクと、そして観客が混ざり合い、猥雑なんだけどメルヘンでファンタジーな世界を作りだしておりました。
広場の外にある古びたビルをスクリーンにして、ずっと言葉が映し出されていて、それがとても心に残ったんですが、写真が全部ブレブレで腹立っちゃう!

背中に貼るオンパックス2枚張りは効果大です。