よそいきのメモ帳

人に見せてもいいメモ帳をつづります。

働く男女

目黒区美術館の「“文化”資源としての<炭鉱>展」へ。
なんと丁寧な展覧会なのだろう。
作品のひとつひとつ、どれもこれもが強い力。
背中と腹と頭を不意に殴られたようなショックを受ける。
とくに、山本作兵衛のあの、細かい描写の作品群を見るのに、いくら時間があっても足りなかった。

彼をはじめとする多くの写真家、芸術家たちの「記録したい」という強い気持ちがギリギリとこちらに迫ってくる。美術館という不思議な空間でも、これだけ山に引っ張られるのだから、現地に行ったらそりゃあ取り憑かれてしまうことでしょう。山、すごい、山、つよい。



そういえば、久し振りに学生時代の恩師とばったり。10年ぶりぐらいだろうか。
展覧会に夢中になって、いろいろ話したいことあったのが飛んでしまい残念。
師曰く「今年の僕のベスト1展覧会」とのこと。確かに確かに。