よそいきのメモ帳

人に見せてもいいメモ帳をつづります。

コラム執筆のお知らせ『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』

東京スリバチ学会の本がとうとう出版されます。『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』です。

そのなかで「絵画で楽しむ、東京の地形」というタイトルのコラムを執筆しました。


スリバチ学会の皆川さんとの出会いは、2008年くらいに遡ります。
そのころ、東京都ではとある世界的なスポーツの祭典会場になりたいと誘致活動を繰り広げておりました。

そのうちのある一つのサイトで東京について詳しい人々に語ってもらうというコーナーがあり、そこにおいて東京を掘り下げている(というか、底にもぐってる)皆川さんに登場いただくことになったのでした。フィールドワークに見学にいくと得体の知れない人たちばかりがひしめいておりました。あのころはビクビクしておりましたが、なぜかいまはこうしてコラムまで書くことに。不思議なものです。

自分は「画家が何を面白いと思っているのか」が常日頃から気になっていて、そこと東京の地形を絡めることができたのでとてもよかったなと思っています。

まあ、私の部分はともかくとして、とにかく内容が充実しています。地名や地形、東京にちょっとでも興味があったら。また、東京を歩いていて、運転していて、妙なカーブに愛着をもっていたら、あるいはイラッとした経験があるならば、とにかく楽しい本になるはずです。