よそいきのメモ帳

人に見せてもいいメモ帳をつづります。

断食2日目

6時起床。思ったよりも空腹のつらさはない。6時30分からヨガ、7時30分から気功と運動が続く。が、朝食という名のジュースの時間は10時からなので時間つぶしに周囲を探検。別荘地の住宅は、家もお庭も一軒一軒力が入っていて見ていて飽きない。ただ、周囲のゴミ捨て禁止系の告知看板の書き出しが「部外者に告ぐ!!」だったりするのがこわい。私設のパトロールカーも時々巡回に来てるし。

でもまあ、だからこそ近くの美しい海岸たちは美しさを保っているわけで。道路から伸びる小道を降りて2つの海岸に降り、その眺めを堪能。どちらも自分しか人間はいなかった。いい時間。けっこうハードだったのでそのまま宿の温泉へ。

朝食後はマッサージの時間。初めてカッピング(吸玉療法)受ける。マッサージはともかく、カッピングってどういう根拠に基づいて健康にいいとされているのだろう?でもまあ心地よかった。そして体全体が草間彌生の作品みたいに水玉になった。

wi-fiが通じるので仕事のストレスはとくになく快適。再校提出後に宿泊者全員で散歩へ。近所でDHCがやっているスパやらを案内される。ホテル、スパ、ボウリング、プールなどなどを広大な敷地で楽しめる美の一大テーマパーク。先日、日本の観光地を長期滞在型に持って行くにはどうすればよいか? という内容についての取材をしたのだが、そのことを思い出した。直島やここの場所みたいに、テーマパークのような形にして囲い込まないと日本の観光客ってずーっと(とはいっても3日が限度か…)滞在してはくれないんじゃないかって。でなければ、断食のように「その地に長くいる理由」をくっつける必要が出てくるんじゃなかろうか。と、ここまで考えてみたものの空腹のため頭が働かず。

散歩から帰ってきたら「食のワークショップ」。食べ物についての情報はあらゆるところにあふれているけれども、食べ方についての情報って実は意外と少ない。食べるときの姿勢や噛む回数などを、二口分の玄米ご飯を使って実践する。昨日から何も食べていないので玄米のおいしいことおいしいこと!噛むごとに(指導により100回)、玄米独特の香りがにじみ出てくる。米ってこんなに美味しいものなんだ。加えて、できたてほやほやのグリーンスムージーをおちょこ一杯いただく。その後、整体ヨガをはさんで夕食。本日は野菜スープ。出汁が入っているので味わい深い。そして温泉入ってお休みヨガやって就寝。

一日にやることがいっぱいありすぎておなかがすく暇がない。