よそいきのメモ帳

人に見せてもいいメモ帳をつづります。

回復食2日目

5:00 起床。原稿の修正のほか事務作業もろもろ。 6:30にヨガ、7:30に気功といつものメニューをこなし、8:00に温泉に入っていたらまたもや立ちくらみ。やはり、ちょっと米を食べたぐらいでは体力は回復しないのだろうか……。9:00から鍼。はじめてなのでちょっと緊張していたものの、そんなに痛くなかった。座骨神経痛に悩まされていると言ったところ、ズボンをいきなりずりさげられ焦った。おしりが傷物に…。そのほか、いろいろ刺される。 10:00 朝食、この日は五分粥に大根のみそ汁、冷や奴、梅干し、人参シャーベット。人参シャーベットの彩りが食欲を増進させる。やはり食卓に彩りは必要不可欠だ。

この日は17:00まで予定がないので遠出することに。めざすは池田20世紀美術館。30分かけて最寄りの駅まで歩いていく…、つもりだったのに足取りがものすごく重たく40分以上かかってしまう。初日に歩いたなんでもない道が、とてつもない急な上り坂に感じる。体力の衰えというのはこういうものなのか…、ヴァーチャル老化体験。
ようやく駅につき、駅前の売店でいるかを売ってるのを目にしつつ観光案内所へ。美術館へ行く方面のバスは1日に2本しかでておらず、途中のバス停で乗り換えるのがベストとのこと。バスの乗り換えなんてしたことないなあ。で、その乗換駅のバス停に降り立ったところ、目当てのバスがくるのは40分後と判明。5停留所分なら歩いたほうがいいっぺ、とてくてく歩き、50分くらいかかって美術館到着。

池田20世紀美術館はその名の通りアスファルトで財をなした池田さんが作った(not大作)美術館で、20世紀のステキな美術作品を収蔵している美術館。池田さんは、印象はから入って、エコール・ド・パリ、ナビ派などを通過してフォービズムやらシュール、表現派などを通り抜けて戦後美術にはまるという、なんかものすごく気の合いそうな趣向をお持ちで、なので、一つ一つとてもよかった。ココシュカのかなりすてきな大きな絵をお持ちで、それがとても気持ちよく感じた。ベーコンが貸し出し中だったのは残念だったですが、こないだベーコン展で拝見しましたしね。あと、ガウディの資料が充実してたのにも驚き。やたら市電にはねられ死亡エピソードが強調されてたキャプションにも好感を持ちましたが、ステンドグラスのレプリカとか、ドアノブとか細部の展示がよかった。あのでかさ(現地いかないと体感できないのけど)のなかに、あの細かさがあるんだよねえ。

で、帰り道はちょうど来たバスに乗ったらシャボテン公園行きだったのでとりあえず終点まで行き、そこから駅行きのバスに乗るというちょっと無駄な動きをしつつ、また1時間ぐらいかけて宿へもどったらへとへとで16時過ぎ。

17:00から骨盤ヨガ、18:00より夕食。なんと、梅干しが昨日よりも倍のサイズになっていた!五分粥のほか、お麩と豆腐の煮物、おあげとキャベツの煮浸しなど少しずつ離乳食から通常食への流れを体感している。乳児の気分と老人の気分を同時に味わっているんだなあ。19:00 生活習慣改善講座。今後、どんなふうに過ごすかというのを、食事や運動、行動など多角的な面から指導を受ける。やっぱ糖質だよねえ。20:00 露天風呂に入ってたら雨が降られる。 21:30 ヨガやって就寝。けっこう疲れているかもしれない。