よそいきのメモ帳

人に見せてもいいメモ帳をつづります。

ロケハン2日目

ロケハン2日目。鶴川⇒秋川渓谷⇒新宿という、けっこうむちゃくちゃな移動。ただ、鶴川と秋川渓谷の間は車を出してもらえたので助かった。

 

鶴川も秋川渓谷も、こじんまりした個人で運営されているところ。手が届く範囲で丁寧な運営をしていらしている。そうだよね、できることをできるだけやればいいんだ。年中無休じゃくても、週に2〜3回でも、行きたい人がそこに都合を合わせればいいんだと思ったり。

鶴川にいることをツイッターでつぶやいていたら、駅前にいい感じの図書館がオープンしたとの情報をいただき、担当の方と一緒に立ち寄ってみる。吹き抜けが印象的なエントランス。のんびりできそうなカフェもヨイ(学生さん2時間までって張り紙があったので、長居しすぎの人もたっぷりいるっぽい)。ミニ展示で鶴川の今昔系をやっていたのだが、もろもろの都合で断念。また見たいな。

 

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すべてが絵になる場所でした。

 

秋川渓谷はちょうど紅葉が始まったばかりで、ひんやりとした風が顔を撫でていく感じ。これからさらに冷えていくのかな。ここでは、自分が物心がついたころの、物心の基礎を作ってくれた方にお会いする。基礎の基礎すぎて鮮明な記憶には残っていないんだけど、あの時間のあの空気はいまもしっかり覚えている。プロの仕事に圧倒される一日。プロのピカシエッツといったら失礼だけど、破綻のなさが安心、安定に繋がるということを実感。ピカシエッツのおうちは、すごいけど破綻だらけど、不安モリモリしていたからなあ(そこがいいんだけど)。

 

駅から徒歩45分という秘境なのですが、多くの人に行ってほしいな思っておる次第です。

 

その後、都心まで80分以上かかけてもどり、中村屋サロン美術館へ。中村彝は俊子さんがほんとうに好きだったんだろうなあ、という気分になった。でもインドの人と結婚させられる俊子さん…。中村屋さんはそんな歴史を含めて大変愛おしいのです。